2013/01/18

ギター伴奏のコンセプト「One Man Rhythm Section」を八田くんが説明します!

Editor : Taiyo Hatta(Paranoa)

自身のユニットparanoaのオリジナル楽曲「グラデーション」。

師匠である奥沢師匠からご教授いただき今なお勉強中のギタースタイル
「ワンマンリズムセクション」のアイデアを元にオリジナル曲に組み込んだメインリフです。



種明かしすると、僕が8年前作曲した曲のメインリフを引用し、
今風にアレンジしたリフです。新旧合作笑

とてもpopで分かりやすく、良いリフだと本人は思っております笑

「ワンマンリズムセクション」とは
世の中の全てのグルーヴをギター一本で弾いてしまおう!
っという先鋭的なギタースタイルで、バンドスタイルでのギターしか知らなかった僕には衝撃的でした。
ギターリスト的な感覚だけでなく、ベーシスト、ドラマーが感じるグルーヴ感も重要ですし、あらゆるリフ、リズム、ベースラインのアレンジメントを同時に演奏するわけだから本当にたくさんのテクニックを必要とするんです!
更に、伴奏をしながらアドリブだってとれてしまうんだから本当に奥深く、そして面白いです!

グラデーションのメインリフにはベース、パーカッション、ギターの3楽器を同時に弾くイメージでアレンジメントしました。

それを分かりやすい形で動画にしてみたのがこちら〜


一つ僕が頻繁に使用するテクニックを紹介すると〜


ベースラインを親指で上から下にかけてダウン。
その時に一つ下の弦「5弦」に親指が乗っかった状態になります。


そしてそこから今度は下から上にかけてアップ。

アップさせる際に爪が当たってしまうためピーキーな音が出てしまったりダウンとアップで出音や音のキレが変わってきてしまうんですがこのテクニックを覚えておくとアレンジメントのバリエーションが一気に増えます!

動画中の「Percussion in」での演奏法なので是非チェックしてみてください。

っというように色々なテクニックがちりばめられた「ワンマンリズムセクション」、まだまだ勉強していかなきゃですが、一つの
テクニックを覚えるたびに新しいアイデアや以前は再現できなかったアレンジを形にする手助けになるのでこれからもこのスタイル研究して行こうと思います!