2013/01/31

Jimi HendrixのPurple Hazeを弾こう!

Editer:Yosuke Hayashimoto (Sonascribe) Sonascribe林本です!

Jimi Hendrixの代表曲、Purple Hazeの弾き方のレッスン動画を作りました!

強烈なインパクトを放つ混沌としたサウンドによってジミのイメージを決定づけた曲です!

また、この曲にはジミヘンコードと呼ばれる#9thのコードと親指を使ったコードフォームなどジミヘン奏法のエッセンスが凝縮されています。
曲想、奏法面共にジミのアイコン的な曲と言えるでしょう。

今回の動画にはイントロのギターのフレーズと#9thを基調としたメインリフの弾き方を収録してあります。

下段にフレットガイドが出ますのでそちらを参考にしながらチャレンジしてみてください!



イントロ 0:06〜0:24
2弦8フレットの音を少しだけチョーキングする点がポイントです!
音程の変わる幅が半音に満たない微妙なチョーキングです。
この音は音階のメジャー、マイナーを決定づける3度の音です。この音が半音高いか低いかによってコードの明暗が決まります。
半音低い短3度の音程を少しだけ上げることによって短3度、長3度、どちらともつかない曖昧になり、ブルージーなフレーズになります。

メインリフ 0:24〜
E#9th
ジミヘンコードと呼ばれる彼の代名詞、#9thで始まるリフです。
このこのコードは前述のメジャー、マイナーを決定づける長3度と短3度の音が同居しているコードです。4弦6フレットの音が長3度、2弦8フレットの音が短3度です。このコードの場合、短3度の音はテンションノートとなるため、#9thと呼ばれます。
6弦の開放弦を鳴らしてから上のコード部分を弾いてみてください。

G
ドラムのリズムに合わせて1、2、4拍目は6弦だけ、3拍目は押さえているすべての音を鳴らします。

A
親指を使ってコードを押さえることで小指が自由になります。
ジミはこの自由になった小指を使って、コードにメロディックな動きをつける奏法をよく用います。
2弦7フレットを小指で押さえてコード全体をピッキング、そしてすぐにプリングオフで人差し指で押さえている5フレットの音を鳴らすことでコードに動きが出ます。

サウンドメイク
ジミはファズという荒々しい歪みが特徴のエフェクターを好んで用いました。
通常のディストーションペダルを用いる場合はアンプ側でベースとトレブルを足してミッドを削る、いわゆるドンシャリな設定にすると近い音になると思います!

ぜひトライしてみてください!