Acousphere奥沢です!
この数年ギターを弾く上で一番取り組んでいたコンセプトがあります。
それは「トライアドコードの理解と記憶」です。
ギターコードブックなどに掲載されているコードフォームは言うなれば「大きくてどっしりしたコード」です。
このトライアドコードは「小さくて汎用性が高いコード」で、ギターの指板上に無数の星座のように広がっているんですね。
これを覚えて練習しておくとソロギターが作りやすくなるとか、伴奏のバリエーションが増えるなどの効果があって、僕のようなコード主体のギタリストにとっては必須のアイデアなんですね。
このところようやく研究の成果をまとめはじめたので、こちらのサイトでも紹介したいと思います!
まずは基本となる3和音のトライアドコードフォームを弦セット毎にわけて分類したダイアグラムをまとめて掲載します!
メジャースケールから派生する7つのダイアトニックコード(Imaj, IIm, IIIm, IVmaj, Vmaj, Vim, Viidim)を4、5、6弦のセットで並べると以下の3つのダイアグラムになります。
・下から1度、3度、5度の並びから派生するフォーム
・下から5度、1度、3度の並びから派生するフォーム
・下から3度、5度、1度の並びから派生するフォーム
[Acousphere Shige's Note]
・このコードフォームは正直活躍する機会のほとんどないトライアドコードと言ってよい。音域が低く密集しているので重たい響きになってしまう。コードソロやソロギターでもあまり活躍しないがこのフォームを下地にしながらダブルストップで演奏すれば汎用性が上がる。
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メジャースケールから派生する7つのダイアトニックコード(Imaj, IIm, IIIm, IVmaj, Vmaj, Vim, Viidim)を3、4、5弦のセットで並べると以下の3つのダイアグラムになります。
・下から1度、3度、5度の並びから派生するフォーム
・下から5度、1度、3度の並びから派生するフォーム
・下から3度、5度、1度の並びから派生するフォーム
[Acousphere Shige's Note]
・このコードフォームはコードメロディやソロギターで活躍するタイプ。しかし音域がやや低くなってくるので他の楽器とのコンフリクトに注意しなくてはならない。
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メジャースケールから派生する7つのダイアトニックコード(Imaj, IIm, IIIm, IVmaj, Vmaj, Vim, Viidim)を2、3、4弦のセットで並べると以下の3つのダイアグラムになります。
・下から1度、3度、5度の並びから派生するフォーム
・下から3度、5度、1度の並びから派生するフォーム
・下から5度、1度、3度の並びから派生するフォーム
[Acousphere Shige's Note]
・このコードフォームは伴奏のコードでもメロディでも使える良い音域にあり、オールマイティなフォーム。まず一番最初に覚えるならここからスタートするべき。
・様々な4和音コードフォームの中にこの形が隠れて入っている。それに気がつけるとギターを弾く感覚が根元から大きく変化する。
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メジャースケールから派生する7つのダイアトニックコード(Imaj, IIm, IIIm, IVmaj, Vmaj, Vim, Viidim)を1、2、3弦のセットで並べると以下の3つのダイアグラムになります。
・下から1度、3度、5度の並びから派生するフォーム
・下から5度、1度、3度の並びから派生するフォーム
・下から3度、5度、1度の並びから派生するフォーム
[Acousphere Shige's Note]
・このコードフォームは音域が高いので伴奏ではあまり役にたたない。
・メロディをコード化するときに役立つフォームなのでソロギターアレンジに活用できる。
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