音楽コラム:ギターにおけるコードフォームのストロングポジション

今年サンフランシスコでTuck&Pattiのギタリスト、憧れの師匠Tuck Andressさんのギターレッスンを受けた時に言われた言葉、「コードフォームは常にStrong Positionで押さえる」が最近とても気になっている。

例えばマイナーセブンスコードのフォーム。
人差し指と中指で押さえることもできるし、中指と薬指でも押さえられる。
どちらがよりしっかりと押さえられるのか考察して強く押さえられる方を選びなさいということだ。
しかし次に押さえるコードフォームによっては指の流れやスムーズさを優先してフォームを選択する必要も出てくるので、常にStrong Positionをとれるかといえばそうではない。
僕の場合はスムーズさを優先させてきたのでStrongest Positionではなかったかもしれないし、その分力を込めなくてはならなかった。
力をいれなくてはならないから手の歯切れも悪くなる。
それが演奏に硬さを生み、ミストーンにもつながってくる。
でも間違った判断ではないとも思う。

最近はコードフォームの流れを考察にいれず、ただひたすらに瞬間瞬間をStrong Positionのコードフォームで押さえる練習をしている。
動きに無駄が出るしオーバーアクション気味になるが、その分発音がしっかりしてくる効果を感じている。
これがTuck Andressさんの感じている世界なのかなと模索しながら新しいスタイルを楽しくトライしている。