今回は初心者から中級者の方にオススメしたいアコースティックギターとして、Art&LutherieのLegacyというモデルを紹介します!
Art&Lutherieはカナダの名門ブランドGodin傘下のブランドでカナダ産の良質な木材とGodinのスキルが惜しみなく投入されています。
メーカー希望小売価格¥84,240、実勢市場価格は¥64000ほどです。
初めから長く使えるいいものを持っておきたいという初心者の方、1〜2万円のエントリーモデルで始めたけれどステップアップした楽器が欲しいという中級者の方、どちらにもおすすめです。
では詳しいスペックや特徴を紹介していきます!

サイド&バックはワイルドチェリー。
使用される木材の95%はカナダ産。
良質ながら低コストの木材で、音色のクオリティーはもちろんコストパフォーマンスにも大きく寄与しています。
この価格帯域で単板のトップは注目すべき点だと思います。
堅牢性についても気が配られており、トップ板は圧力テスト済み、サイド&バックは材の木目が直角に交差させて組見上げられています。
クオリティー、コストパフォーマンス、堅牢性の3点も同時に実現しているのはゴダンの姉妹ブランドならではでしょう。
また、アンプに繋げられるようにピックアップも内臓されています。
ゴダンはソリッド/チェンバーボディーのエレガットをいち早く発表し、牽引してきたメーカーなので電装系のクオリティーにも期待が持てます。
エレクトリック・ギターのようなヴォリューム&トーンのコントロールノブは、デニムカラーの見た目と相まってとてもポップな印象です。
昨今はオープンマイクイベントも各地のカフェやライブハウスで行われており、アンプやPAで音を出す機会がある方も多いのではないでしょうか。
本機のように最初からピックアップが内臓されているモデルは重宝されることでしょう。
また通常のギターよりも小柄なボディーで初心者の方や女性の方でも取り回しやすいです。
しかしながらスケール(ネック/弦の長さ)は通常のギターと同じ630mmなのでしっかり響き、音が物足りないということもないでしょう。
多くの初〜中級者の方にとってベストチョイスとなり得る1本だと思います!
■Body Top:Select Pressure Tested Solid Spruce
■Body Back & Sides:Wild Cherry (3-layer solid lamination)
■Neck:Silver Leaf Maple
■Fingerboard & Bridge:Rosewood
■Scale Length:24.84"(630mm)
■Fingerboard radius:16"
■Nut & Saddle:Graphtech Tusq
■Truss Rod:Double-action
■Tuning machines:Open-gear 18:1 antique brass
■electronics:Q-Discrete
■Finish:Semi-Gloss Patina Finish
■Case:Gigbag
メーカーサイト
http://www.kandashokai.co.jp/flos/art_lutherie/acoustic_guitars/legacy/legacy_denim_blue_q-discrete.html
デジマート
https://www.digimart.net/search?category12Id=2&keywordAnd=Art%26Lutherie+Legacy&x=15&y=3
<2019年5月9日現在>
