2013/10/09

アコギ用ピックアップEMG-ACSを試してみました! by Aerial 池田

Editor : Tsunehisa Ikeda (Aerial)

Aerialのギタリスト池田です!
今回は僕の使っているLakeWoodにマウントしてるピックアップ、EMG-ACSの使用感等を半年使ってきたことをふまえてレポートしたいと思います。

上の写真がぼくのメインギターのLakeWoodです。
いままではサンライズ社製のピックアップS-2、L.R.BaggsのM-1も使ってきたのですが、友人のギタリストH氏に強くすすめられてマウントを決意したのが半年前でした。
それ以来、ライブでもレコーディングでも大活躍で安定したサウンドをきかせてくれています。



これがEMG-ACSの写真です。
EMG-ACSはポールピースがついていて各弦のバランスがとれるようになっています。
自分は優秀なリペアマンでもあるH氏に調整してもらいました。

アコギですがニッケル弦を張っているので1,2弦の方が高く、低音弦にいくに従ってポールピースを下げています。
ブロンズ弦を張るならば逆にした方がいいかもしれないですね。

EMG-ACSはアクティブのピックアップでとてもクリアなサウンドです。
通常は9vの電池1個で動きますが、僕のはH氏に改造してもらって電池2個18v駆動になっています。
さらにクリアできらびやかな音を聞かせてくれます。

パッシブであるSunrise S-2やL.R.Baggs M-1と比べるとノイズが少なく、
音がくっきりしている印象です。高音がきれいに聞こえます。
パッシブはいろいろなプリアンプとの組み合わせでいろいろな音が作れる、
電池がいらない、もやっとした空気感の様なものがある、などといった良さがあります。
自分はアクティブのEMG-ACSの音が好きだし、ライブやレコーディングで使いやすいので気に入っています。



EMG-ACSにはボリュームノブがついています。
基本は全開にしていますが、音のレベルが合わないときなど微調整できると安心ですね。
これもこのピックアップの利点の一つでしょうか。



エンドピンジャックです。
H氏に加工してもらいました。
このような最低限の加工は必要になります。



EMG-ACSを使ったライブの演奏を紹介します。

2010年7月に吉祥寺スターパインズカフェで行われたアコースティックガレージvol.3の動画です。
こんな感じの音です。
どうでしょうか?個人的にはすごく気に入っています。

自分のファーストシングル曲、Forest of Rainもこのピックアップを使用して録音しています。