*コラム: ウォーキングベース伴奏を研究するきっかけ

Acousphere奥沢です!
1995年に僕がバークリー音楽院に留学したとき、僕の周りには同い年でもすごくジャズのアドリブやメロディ演奏が上手な人がたくさんいました。
僕はもともとフォークやニューエイジのソロギタースタイルで演奏していたので当時はジャズギタリストについてゆけず気後れしてしまいましたが、そのおかげで「自分らしいやりかたでジャズをできるようになるにはどうしたらいいのか?」という事を強く考えるようになりました。
そんな中、僕はアドリブやメロディプレイではなく、ジャズのグルーヴを伴奏で再現するスタイルが自分らしいのではないかと思うようになったのです。



タック&パティさんの音楽に更に傾倒するようになり、勉強しコピーをして試行錯誤を繰り返しました。
最初のうちはジャズのグルーヴでのギターデュオ演奏は難しくてなんども挫折しましたが、ベースラインから組んで最低限のコードを加えるという身の丈にあったアレンジを思いついたおかげで少しずつ演奏できるようになってきました。
その記念すべき最初のアレンジメントが「One Nite Stand」でした。
できあがった時に相棒の清水君は「おお、タック&パティみたいな音楽がギターデュオでもできるようになるかもしれないねえ」と感慨深く言ってくれたのが嬉しかったですね。



今もジャズグルーヴでの伴奏「Walking Bass Rhythms」に関してはまだ研究を続けています。
Tuck Andressさんはもっと多くのコードのアイデアやベースラインを持ってますし、組み合わせ方が絶妙で感性や才能でやってのけてる部分を感じます。
でも学び研究し、コンセプトを共有できるような感覚までいければ自分にもいつかああいう演奏ができるのではないかと思います。
それを信じて音楽の精進をがんばってゆこうと思います!