Editor : Yohei Aso (Acoustic Sound Organization)
音楽に必要な3つもの。
それはリズム、
メロディー、
そしてハーモニーです。
その中でもっとも大事なもの、それはリズムです。
リズムがくずれてしまうと音楽は成り立ちません。
逆をいえばリズムさえしっかりしていれば何を弾いても音楽的になります。
今回はメトロノームを使ってリズム感を鍛える方法を紹介します。
リズム強化!メトロノームの使い方!
1.全ての拍で鳴らす
まずテンポ120でメトロノームを鳴らします。
メトロノームが鳴っているときと同じタイミングで1、2、3、4と声に出してカウントしてください。
1、2、3、4(下線のある時はメトロノームが鳴っている)
2.頭拍で鳴らす
次にメトロノームのテンポを半分の60に落としてください。
それで先ほどと同じように1、2、3、4とカウントします。
今回は1と3の時にメトロノームが鳴るように発声してください。
2と4を発声しているときにはメトロノームは鳴っていません。
1、2、3、4(下線のあるの時はメトロノームが鳴っている)
これがいわゆる頭拍でリズムを取っている状態です。
3.裏拍で鳴らす
次はテンポが60のまま、2と4のカウントの時にメトロノームが鳴るよう発声してみてください。
1と3のカウントの時はメトロノームはなっていません。
1、2、3、4(下線のあるの時はメトロノームが鳴っている)
このリズムの取り方が裏拍でリズムを感じる、という事です。
この裏拍でリズムを感じる方法でスケール練習やメロディなどを弾くと良いリズム練習になります。
メトロノームでリズムを感じるポイントとしては
左図の上の譜面のようにメトロノームが鳴っている所を点と捉えるのではなく、
下の図のように常にグルーヴの流れを感じながらメトロノームを聞いてください。
上達していくとメトロノームがまるでグルーヴィーなドラムのように聞こえてきます。
メトロノームをドラムのように響かせるように意識して練習すると、よりリズム感が良くなっていくと思います!
メトロノームの使い方の参考にPat MethenyのTurnaroundの演奏です。2,4拍目の裏拍でメトロノームを鳴らして、リズムに対して色んなアプローチを取っています。ただあまりに凄すぎて参考にならないかもしれませんが。