2019/05/15

【動画で解説 ギター基本テクニック講座】プリング・オフ

プリングオフとは弦を押さえた指を引っかくように離すことで弦を弾き、音をだすテクニックです。

ハンマリングオンと同じく音をレガートで滑らかにつなぐ時に使われる奏法で、単にプリングとも呼ばれます。
伴奏、単音引き共に活躍の場が多く必須のテクニックです。

基本的なやり方や注意点を動画でまとめましたのでフォームを真似ながら練習してみてください!



最初に弾く音とプリングオフで出す目的の音の2点を予め押さえておきます。
ここからまずピッキング、そして左の指でしっかり弦をはじいて、あらかじめ押さえたフレットの音につないでいきます。

指を力なく離してしまうと当然音は出ません。
しっかりと左手の指で弦をはじいて音をつないでいきましょう。

指先だけの動きで行うことです。
手首の回転を使って手全体を動かしてしまうと、1弦の場合フレットの外に弦が落ちてしまったり、他の弦でもチョーキング状態になって音がシャープしてしまいます。
プリングオフは指先だけでスマートに行いましょう。

中指または薬指から人差し指に行くのが一番やりやすので、まずはこれで感覚を掴んでください。
薬指から中指、あるいは小指から薬指はそこそこ難しいですが、やれるとフレーズの自由度がかなり上がります。

ギターソロで使える実践フレーズとしては3連符フレーズができるとインパクトがありかっこいいです。
クロマチックで、あるいはスケールに沿って弾いてみましょう。

開放弦にプリングでいくのもかっこいいですね。
このあたりは70年代のジェフベックの定番フレーズでもあります。
動画の中で弾いているのでトライしてみてください。
指の練習としてもなかなか良いです!